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DISCOVER
プレシャス・クローマでは、“他にありそうで、ないものを…”をテーマに
オリジナルのデザインを中心に、厳選された宝石の数々をご用意しております
また、宝石だけではなく、店内空間にもこだわりのデザインが施されています。
例えば、店内を飾るショーケースは、アクリル製ですが、
こちらはガラスでは演出できない、
浮遊感・デザイン空間を表現しております。
その他にも、プレシャス・クローマの店内には、 宝石・ジュエリーの美しさを最大限に感じていただくための、 工夫・こだわりが散りばめられています。
“この世に二つと無いジュエリー”を取り揃え、 皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。
Jewellery Column
Mining採掘
ジュエリーコラム 栄えある第1回は、宝石と言えば…鉱山です、たぶん。
鉱山といえば、もちろん発破(火薬/爆薬)ですね!?。
この発破を取り扱う資格には厚生労働省管轄の発破技士と経済産業省管轄の火薬類取扱(製造・保安)責任者という国家資格がございます。
店主は好きが高じて、甲種火薬類取扱保安責任者という危険な香りのする資格を取得しました。
モワモワモワ~ン、勝手な妄想…、これで将来、宝石鉱山主になった時に、じゃんじゃん宝石掘れちゃうもんねーってな感じです。
オマケで甲種資格取得者なら、法定講習会受講+修了試験で、もれなくコンクリート破砕器作業主任者(火工品)も取得出来ました(現在は廃止)。
まぁ、たぶんに男の子的要素の強い資格でございます。戦車やロケットのプラモデルを造るような感覚でしょうか!?(笑)。
Quarrying/Crushed Stone採石/砕石
第4回は、採石業務管理者です。鉱山発破で砕いた岩石を採取管理する為の、読んで字の如くの必置国家資格です。
この資格が無いと仕事として、その行為すら認められません。というのも、鉱山経営や採石は国土で、国益に関わるからです。
戦国大名や徳川幕府が金山や銀山を直轄領にしたのと同じ原理です。
宝石類は、おおよそ鉱物なので鉱山法、化石などの岩石類は採石法でしばられています。
国土なのに、経済産業省エネルギー庁の管轄です。この資格、お勉強の範囲が拡いわりにはマイナーです。
地質/岩石学はもちろん、石材の切り出し方や測量、環境/公害防止、文化財保護から鉱山発破、重機の構造/取扱い方まで、好きな人にはたまらん構成になっています。
Transportration運搬・輸送
第3回は、散々、発破で粉砕した岩石を精錬所に運ぶのは…、貨物、トラック、そう働くクルマですね~。建機・重機とも云います。
本来ならば、大型一種や特殊車両でもって、大陸横断・縦断したいところですが、大規模な宝石鉱山などで使用されているトラックは無人でラジコンのように動かしています。
採掘は常に危険が伴います。採掘に費用を費やした分、当然、宝石の原価にも上乗せされます。中規模以下の鉱山は有人トラックや人力です。
ですから本来、手間暇かかった分だけ、天然宝石は割高なのです。
ともかく、そんな時に持っているとステキな国家資格は、国土交通省管轄の運行管理者です。
2区分に分かれていて、宅急便屋さんや物流は『貨物』、バス、ハイヤー/タクシーは『旅客』となっておりまして、店主は『貨物』で取得しました。
バックパッカー歴がそのまま旅行業を始めるきっかけになりました。
資格区分の『旅客』も激しく気になったのですが、寄り道・道草は実際の旅でしよう!と思いました。
激しい妄想で世界を旅するのも楽しいですが、やはりリアルには勝てません!。資格も使うと楽しいですよ。
Othersその他
第2回、今回は宝石鉱山運営の動力源にもなり、半導体部品や時計のパーツ、もちろん一部ジュエリーにも、またレジのバーコードリーダーの部品にも使われている合成宝石を生み出す『るつぼ』、カンタンにいうと高圧釜です。この国家資格に該当するのは、ボイラー技士です。
一般的にボイラーというと、ビルやデパート、マンションの空調設備や工場の動力源をイメージしてしまうのですが、先述の合成宝石を造る時にも使われます。
またもや、店主の趣味が高じて、1級ボイラー技士(試験合格)まで取得しました。
ただただただ純粋に、合成宝石は高温高圧で造るという知識が欲しかったんでございます。
けっして、豚の角煮や小籠包(こっちの方が美味しくて好きですが)を作りたかった訳ではなかったりします。
このボイラー技士ですが、級別になっておりまして下位資格は2級から始まり、筆記試験に合格すれば取得でき、1級からは試験合格とともに一定期間のボイラー運営の実務経験を証明し免状が授与されます。最上位資格は特級ボイラー技士です。
店主のように知識だけのゴリ押しですと、1級試験合格までが最上位です。日本国が潰れない限り、試験合格でも有効です。但し、就職を保証するものでは有りません。
About
ABOUT OWNERTOKURA hiroyuki
大学で歴史学/考古学を専攻し卒業後、 スコットランド・グラスゴーで彫金の基礎を、ベルギー・アントワープでダイアモンド鑑定の基礎を学び、ディプロマを取得する。帰国後、ダイアモンド輸入卸商社で百貨店を中心とした宝石販売企画業務に携わる。
その後、ダイアモンド鑑定業界に転じ、鑑定士として日々過ごす。程なくして、ブラジルの宝石鉱山で働くことになり、その勉学の為にドイツ・イーダー・オーベルシュタインで宝石学ディプロマ取得、英国・ロンドンではアンティーク・ジュエリーを学ぶ。
ロンドン経由でブラジルへ。宝石鉱山で一山当てる気概を持ち原石選別に携わる。紆余曲折し再度帰国する。
自分に足りないものは真珠に関することだと思い、真珠業界最大手商社に飛び込む。その数年後、サラリーマン生活に迷いが生じ、勢いで地元、自由が丘に宝石店を構え現在に至る。。。
が、最近は社会の閉塞感から大学院に通い出し博物館学で修士を修了し学芸員任用資格を取得した。某大学歴史資料館に嘱託学芸員として勤務しながら、博士課程後期に進むも単位取得後退学し、現在に至る。
QUALIFICATION Tokura HiroyukiExplanation Of Gemmological Credentials
宝石学資格について
■ドイツ宝石学協会会員(F.G.G.)
■ベルギー ダイヤモンド・ハイ・カウンシル公認鑑定士 (HRD-C.D.G.)
■インターナショナル・ジェモロジカル・インスティテュート公認ダイアモンド鑑定士(IGI-D.G.)
■ ジェモロジカル・インスティテュート・オブ・アメリカ認定ジュエリー・プロフェッショナル(GIA-A.J.P.)
■『アンダースタンディング・ジュエリー』コース UNDERSTANDING JEWELLERY COURSE(Sotheby’s Institute of Art)
■プラチナ・ギルド・インターナショナル(PGI)認定プラチナ・エキスパート
■真珠科学研究所(PSL)認定 真珠グランドマスター
ドイツ宝石学協会会員(F.G.G.)
ドイツ宝石学協会(Deutsche Gemmologische Gesellschaft)は、世界に名だたる宝石の街、イーダー・オーバーシュタイン市にあり、常に最新の宝石の情報を入手、発信しています。
ドイツ宝石学協会の会員認定書取得のためには、一定数以上のダイアモンド・色石・真珠などの有機物を含めた鑑定/鑑別の授業を受け、その後実技試験・ペーパーテスト・口答試験に合格しなければなりません。
また、卒業後も会員であり続けるためには、5年ごとに1週間弱の研修を受け、確認テストに合格しなければ更新できないのです。
一度資格を取得すれば終わりという各国の協会・学会が多い中、世界でも唯一と言われる資格更新制度。勤勉なドイツのマイスターらしい制度と言えます。
公式サイト≫ Deutsche Gemmologische Gesellschaft
ベルギー・ダイアモンド・ハイ・カウンシル公認鑑定士(HRD-C.D.G.)
HRDとは、ベルギーのダイアモンド業界の公式代表機関。ダイアモンド・ハイ・カウンシル(HRD)と呼ばれる非営利機関です。ここの基準は国際ダイアモンド審議会の等級制度(IDC)となっています。
IDC規則は、世界の2つのダイアモンド業者団体である、世界ダイアモンド取引連盟(WFDB)と国際ダイアモンド製造業者協会(IDMA)によって公式に採択されました。
また、HRDラボは現在、ISOの公式の認定を受けた世界唯一の鑑定機関です。そのため、広範囲な厳しい検査を定期的に受けなければならず、構造的・組織的及び技術的な観点から、品質管理は世界で最も厳しい条件を満たしている鑑定士資格といえます。
公式サイト≫ HRD
インターナショナル・ジェモロジカル・インスティテュート公認ダイアモンド鑑定士(IGI-D.G.)
インターナショナル・ジェモロジカル・インスティテュート(International Gemmological Institute)は、国際的に最大級の独立した宝石鑑定・鑑別機関でダイアモンド・色石および宝石産業に対し、あらゆる面でサービスを行っています。
この種ではアントワープで最も古い機関であるI.G.I.は1975年に設立され、 ニューヨークの姉妹機関と共に世界で指導的な宝石学研究機関となっています。
3人のスタッフから出発して今日250人以上の専門家を擁するようになり、アントワープ、ニューヨーク、バンコク、ム ンバイそして東京においてほかのどれにも劣らない卓越水準であることが認められており、年に400,000以上の報告を世に出しています。
公式サイト≫ International Gemmological Institute
Bangkok - GIA.edu
GIAは、1931年に南カリフォルニアで設立された非営利の宝石学機関で世界最大のネットワークを持つ。
公式サイト≫ Bangkok - GIA.edu
『アンダースタンディング・ジュエリー』コースUNDERSTANDING JEWELLERY COURSE(Sotheby's Institute of Art)
もともとは、UNDERSTANDING JEWELLERYという本をもとにしたコース。現在、本コースはなくなっている。
公式サイト≫ Sotheby’s Institute of Art
プラチナ・ギルド・インターナショナル(PGI)認定 プラチナ・エキスパート
Access
- #101, Jiyugaoka Flat, 1-24-6, Jiyugaoka, Meguro-ku, TOKYO
Opening Hours
Monday - Sunday 11.00 - 19.00
不定休・ご来店の際はご予約をお願いいたします。
※オーナーの状況によりClosedの場合がございます。事前にお問い合わせください。
Contact
Link
宝石関連機関
・Gem-A
・GIA<1931年設立。正式名称:Gemological Institute of America (米国宝石学会)>
・German Gemmological Association
・Gubelin<スイスの鑑定機関。正式名称:Gubelin Gemmological Laboratory>
・HRD<ベルギー、アントワープにある公的鑑定機関。和訳=ダイヤモンド上級評議会>
・IGI
・中央宝石研究所
・Sotheby's<1744年創設、ニューヨークの老舗オークション。>
・Christie's<1766年創設、ロンドンの老舗オークション。>
・社団法人 日本ジュウリーデザイナー協会<「装身具」デザインに関する仕事に携わる者の職能団体。>
・社団法人 日本ジュエリー協会
・スイス時計協会(FH)<スイス時計メーカーの団体。本部はスイス・ビエンヌ市。>
・ICA<アメリカ、ニューヨークに本部を置く国際色石協会。>
・プラチナ・ギルド・インターナショナル
・一般社団法人 日本リ・ジュエリー協議会
・真珠科学研究所
・日本宝飾クラフト学院
・ヒコ・みづのジュエリーカレッジ
日本の博物館・美術館
国立科学博物館 / 東京国立近代美術館 / アンティークジュウリー美術館 / 東海大学自然史博物館 / 原美術館 / 山梨宝石博物館 / 久慈琥珀博物館 / フォッサマグナミュージアム / いわき市石炭化石館 / 博石館 / 秋田大学大学院国際資源学研究科附属鉱業博物館
海外の博物館・美術館
スミソニアン博物館 / ルーヴル美術館 / 大英博物館 / ヴァチカン美術館 / エルミタージュ美術館 / ウィーン美術史美術館 / アメリカ自然史博物館 / Mindat.org